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【minibook魔改造シリーズ】Android x86系統を導入しよう!
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Android x86を知っているだろうか…古のパソコンを活用しようとした時の選択肢の一つである。
奴らを導入すると…Android、即ちGooglePlayからアプリをインストールして使うことができるようになるのだ…

minibookはそのサイズとフル回転できるYOGAシステムを備える。こいつを見た時から是非Androidを搭載して多彩な運用をしたいと思っていたのだ…

※minibook導入編はこちら。


よくわからない前置きはさておき、8インチのサイズでフル回転してタブレットサイズにできるその利便性を見て速攻でAndroidを投入してやりたいと思ったわけですよ。
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ベットでゴロゴロしながらYoutubeとか最高じゃない?でもこいつWin10だとYoutubeはブラウザになっちゃうから操作性が低いのよねぇ。

というわけで、投下することとなりました。
ただ、OSがこいつのハードにどれだけ対応することができるのかは未知数。色々試していくこととなりました…

今現在パッと見つけたのは

  • Android x86(動くってだけの最適化もクソもないただのAndroidの見た目)
  • Bliss OS(↑の若干PC向け最適化したカスタム)
  • Remix OS(パソコン向け最初期の魔改造カスタム。上2つとは力の入れようが違うが開発終了してしまった)
  • Phoenix OS(Remixと同じ傾向を持つ。今でも開発は進んではいるが、中華の宣伝多めである)
  • Prime OS(上2つと同じ傾向を持つ。これだけAndroid9.0を積んでたっけ。)
とりあえず今回はこいつらをそれぞれインストールして実用レベルなのかどうかを検証してみた。
実用レベル、というに必要な値は…なんだろう?ここはWLAN/Bluetooth/タッチパネル。まぁ、それぐらいさえあれば大丈夫かな。

ただ、私は普通を嫌う人間なので今回の調査に当たり前すぎるデフォルトAndroidx86は抜いて、あくまでもPCスタイルでの利用を前提としたUX作りをしていこうと思う。あとRemixOSはそもそももうダウンロードできない…w
というわけで、まずはこちらから
  1. Phoenix OS
    Remixが死んだ今定番といっちゃ定番となったPhoenix。パソコンで何度か使用したことはあるがなかなか有能だった記憶がある。が、この最新のマシンでまともに動くか…
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    早速インストールして起動してみる。PhoenixはWindows側からインストールを操作できるからいいよねぇ。この系統たち全部だけども。EE329C15-773E-469B-99D0-E3DC5C98781E
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    かっこいい(?)
    ブート時は画面が横向きだったけど通常画面だとちゃんと向いてくれるね。わざわざ画像撮影するほど自分のスキルが良くなかったので忘れてたけど、ざっとこいつの動作状況確認すると
    1. WLAN 動作
    2. Bluetooth 動作
    3. タッチパネル 動作
    必要十分な動作はしてくれたのだが…
    何故か動作がクッッッッッソ重い。SoCの最適化が間に合ってないのかな?実用レベルに達してない。もうネタばらしすると、魔改造系のx86には全部この問題が付き纏うこととなった。
    あと、こいつ通常起動ができない。Safe Graphic modeで起動しないと絶対に起動しないのだ。まぁその文字通りグラフィック関連が不安定なんだろう。これもまた全ての魔改造系に見られた特徴だった。
    また、こいつの最新版のベースOSはAndroid7.1だから今の時代ではちょっと難あり、という感じかな。
  2. Prime OS
    Phoenixと同じような雰囲気を持つ魔改造系OS。
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    こっちも簡単に起動できるようにWindowsのツールが用意されている。こいつはAndroid9.0を積んでいたと思う(ちゃんとメモしろよこのゴミ野郎)
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    こいつもこいつで通常起動はしてくれなくて、この状態でブートループになってしまった。しかもセーフモードの項目無い!
    どうすればと悩んでいたが、サイトには”Mainline”と”Standard”の2つが用意されており前者の方がより最新の端末で動作するとされていたのだが、私はMainlineをインストールしていたので試しにstandardにしてみたらあっさり起動。うーん、この端末最先端を行ってるつもりなんだけどなぁ。
    しかしこいつも同じで重い。全体的に動作が重い。Phoenixと全く同じ状況だ。何かあるのかなぁ?こいつも同じく実用レベルではないかなぁ…
  3. Bliss OS
    これは最後に試してみたフォークだ。先の2つとは違い、こっちは素のAndroid x86ベースというか近くなっているのでこっちの方がよりネイティブらしい動作をしてくれる。ただのタブレットのように見える。あんましやりたくないけどまぁ仕方ないよねぇ。
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    こいつだけは、isoでしか配布されてないからisoをダウンロードして、GN2でマウントしてminibookに接続して起動。ブートセレクタもAndroidx86のソレのままだ!
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    TUIで操作する必要があるので、本来のWindowsを壊さないように慎重に操作する必要がある。Linuxに慣れてなきゃ難易度爆上げだ…
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    こいつは無難に起動。一応パソコン向け改良という項目でTaskbarを搭載してマルチウィンドウに対応させていた。無難な折衷仕様というところか。それ以外は素のAndroidのよう。
     

    こいつの搭載OSはAndroid9.0。また、
    1. WLAN 動作
    2. Bluetooth 動作
    3. タッチパネル 動作
    そして動作速度も文句なし。こいつが当分のAndroid枠として君臨することが決定…
    ただ、これも問題がないわけではなく。こいつのキツい部分としては
    1. 画面の回転が効かない(全てのAndroidで同じ。)
    2. キーボードを回転させてキーボードが無効化されない(全てのAndroidで同じ。)
    3. 特定のタイミングでシステムがクラッシュする
    4. 非特定のタイミングでOSのブートに失敗する
    5. システムの機能でスクリーンショットが撮影できない
    6. Rootedなので現代では一部動作を拒否されるアプリがある
    7. スクロールや長押しがほとんど反応しない
       

    まぁ所詮PCに突っ込んだ非公式Androidだよね、って感じ。また、早速ある程度の妥協案としてタスクバーを素のスタイルに戻してTasker+Custom Navigation Bar投下してなんとかした。
    1. →  タスクバーの右端にボタンを追加して簡単に画面手動回転できるように
    5. →  スクショは撮れないがスクレコはできることに気がついたのでAzスクリーンレコーダーを投入して代用
以上、実質Bliss OS独擅場となってしまったこの記事…情報薄すぎて申し訳ないです…(GO/NOの見極めが早く即座に削除し次をインストールしてしまう癖がありましてw)
今後最適化が進むかもしれないのでのんびり期待してはいるのですが、現状ではできる限り最新を積んでくれているBliss OSが最適解ということとなってしまいましたwこれにてこのパソコンではWin10/BlissOS(Android9.0 の二刀流となりましたとさ。これからもこいつを更に魔改造していこうと思ってますのでお楽しみに!!